「世にないもの」を創る。戦略ファームの暗黙知を研修として体系化した理由
LASINVAが掲げるテーマ「圧倒的成長」。
その中心的な役割を担うのが、独自の研修制度『eVoLution』です。
この制度は、単なる知識の伝達に留まらず、コンサルタントとしての「型」を徹底的に体に染み込ませ、実務での価値発揮へ直結させる仕組みとして機能しています。
立ち上げ人である取締役の小島は、かつて在籍した戦略コンサルティングファーム、ボストンコンサルティンググループ(BCG)での経験を振り返ります。
「コンサルファームの本質的な教えって、実はどこにも体系立てて書いてあるわけではないんですよね。本当に大事な部分は、日々のプロジェクトの中で、先輩からの有り難い指導・・・もといフィードバックを通じて体得していくものなんです。人によって言い方は違うけれど、突き詰めると実は同じことを言っている。その共通項が、少しずつ自分の中に蓄積されていく。そんな感覚でした。」
こうした明文化されないまま現場で受け継がれてきたファームの教えを体系化し、誰もが高いレベルの指導を再現性高く受けられるようにすること。
それがeVoLution設立の原点でした。
既存の外部サービスを利用するのではなく、あえて自社でゼロから創り上げることにこだわったのは、世の中にない「コンサルの真髄」を言語化したかったからです。
3年間の「研修のシャワー」がもたらした、IT出身メンバーの覚醒
eVoLutionの効果を見て取れた、象徴的なエピソードがあります。
ある古参のコンサルメンバーの話ですが、彼はもともとIT系のバックグラウンドを持ちながら、コンサルタントとしての立ち振る舞いに苦戦していた時期がありました。
小島:「IT出身の方って、どうしてもシステムの"作り方"寄りの視点になりがちなんですよね。でも3年間eVoLutionの研修を受け続けることで、徐々に"経営の目線"が育っていった。今では、経営層と対等に議論できるレベルにまで成長しています。」
これは一朝一夕の成果ではなく、eVoLutionの研修を継続的に受講し続けたことで起きた質的変化でした。
eVoLutionは、コンサルタントのキャリアの「通過点」ではなく、日々寄り添う存在として、メンバーの成長を長期的に支え続けています。
その効果は、社内のみならず、クライアントからの評価にも表れており、プロジェクト内での指名率や再アサインの増加にもつながっています。
杉山はこう語ります。
「最初はただ研修を受ける側でした。でも今は、自分で研修を企画する立場にもなっている。LASINVAの研修は、一方通行じゃなくて、受けたことをまた自分で発信する文化がある。それが一番の学びかもしれません。」
経験ゼロでも担当になれる。挑戦を加速させるフラットな文化
「立候補すれば何でも挑戦できる」というフラットな文化もLASINVAの成長環境を生み出しています。
eVoLutionの運営メンバーとして参画している杉山は、入社わずか1年ほどで研修企画の一端を担うようになりました。
「最初は驚きましたね。まだ若手の自分に、研修の一コマを任せてもらえるとは思っていなかったので。でも、小島さんからは"やりたいなら全力でサポートする"と言ってもらえて。その一言が、自分の背中を大きく押してくれました。」(杉山)
実際、杉山は「座談会」形式の研修企画を自ら立案し、先輩コンサルタントへのインタビュー形式で研修を行うという、ユニークなスタイルを生み出しました。
「研修というと座学のイメージが強いかもしれませんが、LASINVAでは座談会や勉強会、スライドクリニックなど、多様な形式があるんです。教える側も学ぶ側も、お互いに気づきを得られる場になっています。」(杉山)
こうした「教え合い」の文化がeVoLutionの根底にあり、誰もが学びの主体者になれる環境をつくり出しています。
年次や経験に関係なく、志を持つ人に門戸が開かれていることこそ、LASINVAの育成哲学の真髄です。
「受ける側」から「教える側」への挑戦
杉山自身の大きな挑戦として挙げられるのが、2025年5月に担当した「ファシリテーション研修」の制作です。
当時はちょうど子供が生まれたばかりで、仕事と育児の両立に奮闘していた時期でもありました。
「正直、忙しかったです。でも"自分が学んだことを形にして、次のメンバーに届けたい"という思いが原動力になりました。」(杉山)
学び放題の4つの柱と、外部公開される「LASINVAイズム」
eVoLutionは現在、大きく4つの体系で構成されています。
1. ブートキャンプ
コンサル未経験者・若手向けの基礎研修。ロジカルシンキングやスライドライティング、プレゼンテーションなど、コンサルタントとしての「武器」となるベーススキルを短期集中で習得します。
2. インタラクティブセッション
座談会や社内勉強会など、対話形式で学びを深めるプログラム。先輩コンサルタントのリアルな経験談や失敗談から、教科書では学べない実務の知恵を吸収します。
3. キャリアディベロップメント
階層別研修や全社員向け研修を通じて、LASINVAでのキャリア形成を多面的に支援します。シニアコンサルタント、マネージャー、パートナーなど、各ステージに応じた成長プログラムを提供。
4. ナレッジエンハンスメント
各領域のエキスパートによる専門性の向上を目的とした研修。デジタル、ファイナンス、サプライチェーンなど、特定分野の知見を深めます。
ブートキャンプ
コンサルタントの"武器"となる基礎力の底上げ
コンサル基礎構築
コンサルとしての心構え、リスクマネジメント、機密保持/セキュリティ
ベーススキル習得
ロジカルシンキング、スライドライティング、プレゼンテーション、ファシリテーション、定量分析、デスクトップリサーチ、インタビューワーク
インタラクティブセッション
対話形式での学びの獲得
座談会
プロジェクト経験談(チャレンジと付加価値)、辛い時期の乗り越え方、ステークホルダーとの付き合い方、コンサルタントしてのキャリア
社内勉強会
インフラ勉強会、Excel/PPTのTips共有会、DX勉強会、スライドクリニック
キャリアディベロップメント
LASINVAにおけるキャリア形成の多面的な支援
階層別研修
シニアコンサルタント研修(コーチング等)、マネージャー研修(PJ管理等)、シニアマネージャー研修(セールス等)、パートナー研修
全社員向け研修
プロジェクト事例共有会、PMVV議論(Purpose/Mission/Vision/Value)
ナレッジエンハンスメント
各領域のエキスパートによる専門性の向上
デジタル一般
クラウド、セキュリティ、システム開発、アジャイル、プロダクト開発
ビジネス一般
サプライチェーン・マネジメント、ファイナンス
ビジネス一般
サプライチェーン・マネジメント、ファイナンス
小島流から「オールLASINVA」へ。組織と共に進化する
現在、eVoLutionは新たなフェーズに差し掛かっています。
これまでは立ち上げ人である小島が主導し、レビューも小島が中心となって行ってきましたが、今後はより多くのメンバーが研修の企画・運営に携わる体制へと移行しつつあります。
小島:「当初は僕のやり方を"標準化"するところから始めましたが、今は組織全体で知見を共有し、磨き合うフェーズに入っています。杉山のように、若手メンバーが主体的に研修を企画するケースが増えてきたのは、とても嬉しいですね。」
杉山もまた、その変化を肌で感じています。
「自分が受けた研修を、今度は自分がアップデートして次に届ける。そのサイクルがLASINVAの強みだと思います。単にスキルを身につけるだけじゃなく、"育てる側"になることで、もう一段上の視座が手に入る。それはeVoLutionがあるからこそ、実現できている成長だと思います。」
eVoLutionは、今後も進化を続けていく制度です。
LASINVAが掲げる「圧倒的成長」を支える基盤として、そしてコンサルタント一人ひとりのキャリアに寄り添う伴走者として、その役割はますます重要になっていくでしょう。
圧倒的成長を、自らの手で掴み取りたい方へ
記事を読んでいる皆さんへ、二人は最後にこう結びました。
杉山:「LASINVAは手を挙げたら誰でも挑戦させてもらえる会社です。研修を"受ける"だけでなく"つくる"側にも回れる。そこが他のファームとの一番の違いだと思います。本気で成長したい方にはぴったりの環境ですし、私自身もまだまだ成長途上です。一緒に走れる仲間を待っています。」
小島:「圧倒的成長というのは、誰かから与えられるものではなく、自分で掴み取るものだと思っています。eVoLutionはそのための土台を提供しますが、走るのはあなた自身です。その覚悟がある方に、ぜひ来ていただきたい。一緒に"世にないもの"を創りましょう。」
取締役/コンサルティング本部長
小島 史土
東京大学卒業後、NTTデータ、ボストンコンサルティンググループを経て、当社に参画。 NTTデータ時代には上流工程からシステム導入/運用までの一連の流れを経験。 BCG時代には約7年にわたり、大企業向けにDX推進、事業戦略立案、コスト削減等20以上のプロジェクトに参画。 BCG時代に従事した複数BtoBビジネスの勘所、戦略×IT知見が強み。
マネジャー
杉山 修平
SIer、フリーコンサルタントを経てLASINVAに参画。 SIer時代は大手金属会社向けのSAP ERP導入プロジェクト等に従事し、要件定義から保守までのフェーズを一貫してリード。 特に製造業界のプロジェクトにおいては、エンジニアリング部門の開発、販売・購買調達、また、生産計画に対してのシステム導入も推進するなど、深い業務知見・経験を有する。