大手SIerや外資系ベンダーで、プロジェクトマネジメントや組織運営の要職を歴任してきた浜端氏。 一見、順風満帆に見えるキャリアの中で彼が求めたのは、製品の枠に縛られず、クライアントの課題に真に寄り添える「ベンダーフリー」の環境でした。 2024年初頭、創業期のLASINVA (ラシンバ)に飛び込み、自らの手で組織を創り上げる醍醐味と、現場を知るエンジニア出身者だからこそ提供できるコンサルティングの価値について、深く語ってもらいました。
現場のリアルを知るエンジニアから、組織拡大を導くコンサルタントへ
私のキャリアの起点は、事業会社の情報システム部門でのアプリケーション開発でした。 その後、「よりテクニカルな領域に深く関わりたい」という思いから日本IBMへ転職。 大規模プロジェクトのPM・PLとして要件定義からリリースまでを一貫して担当し、IT案件の鉄則とノウハウを叩き込みました。 2013年からはVMwareにてコンサルタントに転身。 当時はまだ珍しかったサーバー仮想化ソリューションの普及に奔走し、在籍中に15名から200名規模へと組織が急拡大するフェーズを経験しました。 後半の4年間は部長職として、メンバー育成や組織マネジメントの責任を担う中で、「組織を創り、動かす」ことの難しさと面白さを実感してきました。
なぜ外資大手の部長職を辞し、創業期のLASINVAに飛び込んだのか
VMwareでの仕事は充実していましたが、徐々に「ベンダーコンサル」特有の歯がゆさを感じるようにもなりました。 クラウド全盛の時代になり、お客様の課題が複雑化する中で、自社製品の枠内だけでは解決し得ない問題が増えてきたのです。 「もっとベンダーフリーの立場で、お客様の本質的な課題解決に専念したい」と考え、転職活動を始めました。
名だたる大手コンサルティングファームからもお声がけをいただきましたが、それらの企業は自分にとって「次の一歩」がある程度想像できてしまう場所でもありました。 そんな中で出会ったのが、 LASINVAです。
「想像できる未来」よりも「経営のダイナミズム」を選んだ理由
当時、経営陣である中川や小島と話をする中で、経営との圧倒的な距離の近さを感じました。 外資系の大企業では、本国から降りてくる施策やプロセスに従わなければならず、時に非効率だと感じる場面もありましたが、今の規模のLASINVAであれば自分たちの意思でビジネスを創っていける。 まだインフラ領域のコンサルタントが少なかったこの環境で、自分の経験値を最大限に活かしてゼロから組織を創り上げる。そのダイナミズムに惹かれ、参画を決めました。
支援に「境界線」を引かない働き方が、クライアントを動かす
LASINVAでの働き方は、前職までの「ベンダーコンサル」とは大きく異なります。 最も象徴的な違いは、支援の「境界線」の捉え方です。
前職では、サービス開始前にSOW(作業範囲)に合意し、「何を行うか」を明確に定義します。 合意した範囲をやり遂げれば仕事は完了ですが、逆に言えば、それ以外の範囲に踏み込むことは基本的にはありませんでした。 対して、 LASINVAの支援は、ある意味で「お客様の課題解決に必要なことなら何でもやる」というスタンスです。
クライアントの期待を超えるための「振れ幅」
現在は複数のプロジェクトを並行して担当していますが、その時間枠の中で何をすべきか、どこまで踏み込むかは自分の判断に委ねられています。
変に線引きしないので、自分の発想や経験値の中でやれることは何でもやる。 クライアントの価値向上、期待値向上に資するのであれば、そこをやり切る。 この『振れ幅』があるのが LASINVAの良さだと思っています。
契約の文言に縛られるのではなく、今目の前のお客様に何が必要かを自ら考え、行動する。 もちろん、そこには「終わりがない」という難しさもありますが、必然的にプロフェッショナルとして自走する能力が磨かれます。 お客様に信頼され、構想策定にとどまらず、実装・定着化まで一貫して関与を任されることは、コンサルタント冥利に尽きる瞬間です。
SIer出身者こそが、コンサルティングの最前線で「最強」である理由
現在、 LASINVAが手掛ける案件の大部分はITが関わるものです。 世の中のビジネス変革において、ITが一切絡まないケースはほぼ皆無と言っていいでしょう。そうした環境において、私はSIer出身者であることは圧倒的なアドバンテージになると確信しています。
世の中には、戦略は描けるけれども「そのシステムが実際にどう動くか」を想像できないコンサルタントも少なくありません。 しかし、SIerで実際に手を動かし、泥臭いトラブルを経験してきた私たちは、自分の言葉で具体的に語ることができるのです。
変革期に求められる現場感覚
多くの企業が、老朽化した基幹システムの刷新やデジタル基盤の再構築という大きな転換期に直面しています。 レガシー環境を抱えたままでは将来の成長が制約される一方で、現場の実情を踏まえずに改革を進めることも現実的ではありません。 私は、メインフレームや従来型データベースといった既存資産の領域と、クラウドや仮想化などの最新技術の双方に携わってきました。 その経験を活かし、レガシー領域をどのような順序と粒度でモダナイズすべきかを各社の状況に即して整理し、実行可能なロードマップとして提示することを心がけています。
「これを今こうしておかないと、運用でこんな大変なことになりますよ」とちゃんと自分の言葉で話すことができるのは、私自身が現場で経験してきたからです。
システムの切り替え時に発生し得るリスクや、現場担当者が直面する苦労。 それらを「知っている」人の提案には、机上の空論ではない重みが宿ります。 ITの実装経験があるからこそ、クライアントに寄り添い、確実性の高い「次の一手」を提示できる。 これこそが、SIerからコンサルタントへ転身する最大の武器になります。
第二創業期の今、求めるのは「レールを敷く側」に立ちたい情熱
LASINVAは今、組織が急拡大する「第二創業期」にあります。 これまで個々のコンサルタントが、各リーダーのメソッドといった属人的な強さで案件を回してきたフェーズから、組織としての再現性を高めていくフェーズへと進化しようとしています。
正直に言えば、方法論の体系化などは、まだまだ発展途上です。 だからこそ、自分たちで「LASINVAメソッド」を創っていく面白さがある。 私は、会社全体をどう良くしていくかを常に意識できるこの環境が非常に気に入っています。
圧倒的成長を求めるあなたへ
LASINVAが掲げる「圧倒的成長」は、誰かが用意した研修プログラムをこなすことで得られるものではありません。 答えのない課題に挑み続け、時にはプレッシャーの中で成果を出し切る。 その過程で、技術視点だけでなく経営視点で物事を考える力が養われていきます。
今はまだ完成された会社では無いため、レールに乗りたい人には合わないかもしれませんが、自分の力で会社や仕組みを創っていきたい人にはこれ以上ない環境です。
本気で現場に寄り添い、クライアントと共に歩むコンサルティングをしたい。 そんな想いを持つSIer出身の皆さんと、新しいLASINVAの歴史を創り上げていけることを楽しみにしています。
シニアマネージャー
浜端 英治
エプソン・日本IBM・VMwareを経て、当社に参画。 エプソンでは社内SEとしてシステム開発から運用保守、アプリの要件定義/設計等の上流工程まで、幅広い業務に従事。 日本IBM・VMwareでは、コンサルタント、PM/PLとしてシステム構築・テスト・運用保守など、多くのプロジェクトを牽引。 インフラを中心としたITプロジェクト全般で支援可能なことが強み。