これからのコンサルティング業界は、労働人口の減少や生成AIの台頭により、劇的な変化を余儀なくされます。 その「激動」をただ受け入れるのではなく、自らビジネスモデルを変革する側に回りたい——。 新卒でNTTデータ、その後アクセンチュアで経験を積んだ山西は、なぜ創業4年目のベンチャーファームであるLASINVA(ラシンバ)を選んだのか。 彼が求めたのは、個人の介在価値がダイレクトに問われる「プロフェッショナルとしての緊張感」と、組織の壁を越えて高め合える「密度」の高い環境でした。
受け入れるだけではなく「変革の核」になるために
コンサルティング業界を俯瞰して見えた危機感
私のキャリアは、新卒で入社したNTTデータから始まりました。 そこではアプリケーションエンジニアとして、要件定義から運用保守まで、システム開発の一連の流れを経験しました。 その後、より上流工程に関わりたいという思いからアクセンチュアへ転職。 ITコンサルタントとして、大規模なアウトソーシングプロジェクトや基盤開発に5年間従事しました。
転機となったのは、一度コンサルティング業界を離れ、人材業界へ身を置いたことでした。 コンサルファーム専門の転職エージェントとして、外側から業界を俯瞰する機会を得たのです。 そこで見えてきたのは、いわゆる「2030年問題」に代表される労働人口の減少や、生成AIの急速な台頭によって、これまでのビジネスモデルが通用しなくなる未来でした。
このまま既存のモデルにすがっていては、業界全体が立ち行かなくなる。 そう確信した時、私は「世界最大級のファームに戻っても、この激動を自分自身の手で変えることはできないだろう」と感じました。 大手は完成された組織であり、一人のコンサルタントが会社のコアなビジネスモデルを変革することは困難だからです。
ベンチャーファーム・LASINVAへの決断
「ならば、自分自身でその激動を変えていける場所に身を置こう」。 そう考え、ベンチャーファームへの転身を決意しました。数ある企業の中でLASINVAを選んだ理由は、面接を通じて「会社のコアな部分、ビジネスモデルそのものの変革に携われる可能性」を強く感じたからです。
創業から数年のフェーズにあるLASINVAであれば、変化に合わせて柔軟に組織の形を変えていける。 そして、その変革の先陣を切る役割を自分でも担える。その手触り感が、入社の決め手となりました。
「バイネーム」で選ばれる緊張感が、成長の糧になる
大手ファームとの決定的な違い
現在、私はとある業界のトップティアに位置するお客様のプロジェクトに参画しています。 グループ会社全体、およそ100社弱が利用するITインフラ・IT基盤を刷新するという大規模な案件です。 私の役割は、単なる開発PMOではありません。 本社としての「思い」や方針を、100近くあるグループ会社へ伝え、対話を重ねながら合意形成を図り、円滑な移行計画を策定・推進するコンサルティングを行っています。
このプロジェクトを進める中で、LASINVAと大手ファームとの「関わり方の違い」を肌で感じています。 大手では、プロジェクト全体を数千万円、数億円という「一つの箱」として請け負うケースが一般的です。 その「箱」の中で、誰がどのタスクを担うかはお客様から細かく指定されず、チーム内で柔軟にカバーし合います。 極端な話、誰かが成果を出せなくても、できる人がカバーしたり、ファーム側がコストを持ち出して増員したりして帳尻を合わせることも可能です。
成果への貪欲さを生む環境
しかし、LASINVAでの戦い方は異なります。 私たちは「箱」ではなく、一人ひとりのコンサルタントが「バイネーム」で評価され、その単価に見合った価値を提供することを求められます。
「成果が出せなければ、契約が続かない可能性もある」。 言葉を選ばずに言えば、そういったシビアな現実と常に隣り合わせです。 しかし、裏を返せば「この人はできる」「成果を出している」と認められれば、それがダイレクトに信頼となり、LASINVAのメンバーをもう一人増員する、あるいは自身のロールを拡大して単価を上げる、といった形で目に見える結果に繋がります。
自分の動きが、会社の売上や成長に直結している。 その実感がすごく肌で感じられる環境です。
この環境は、コンサルタントとして成果を出すことへの「貪欲さ」を私にかき立ててくれます。 自分の介在価値が問われるプレッシャーはありますが、それをポジティブなエネルギーに変えて戦えることこそが、今の私にとっての最大のやりがいです。
創業4年目とは思えない「組織としての成熟度」
良い意味で裏切られた「教育」と「アサイン」
入社前、ベンチャーファームに対しては「経験を積んだ猛者たちが集まり、個人の力でガツガツ仕事をする場所」というイメージを持っていました。 しかし、LASINVAに入ってみて、その印象は良い意味で裏切られました。
創業4年目(当時)というフェーズでありながら、アサインプロセスや一人ひとりのキャリアを考える体制が、大手並みにしっかりとしていたのです。 単に案件に放り込むのではなく、その人のキャリアプランを考慮した上でプロジェクトが決定される。 そして何より驚いたのは、教育・研修制度の手厚さでした。
LASINVAには、大手ファーム出身者など非常にスキルフルなメンバーが揃っていますが、彼らはその知見を自分の中だけに留めません。 惜しみなくスキルを供給しようというマインドが浸透しており、それが研修制度にも反映されています。 組織として人を育て、ノウハウを共有し合う土壌が整っていることは、この規模の会社としては驚異的だと感じました。
「優秀」かつ「人格者」であること
一緒に働くメンバーの特徴を一言で表すなら、「粒揃い」です。 様々な会社を見てきましたが、LASINVAの社員は平均的なスキルレベルが非常に高い。 ドキュメンテーション一つをとっても、ロジカルシンキングの深さにおいても、私より圧倒的に優れたスキルを持つ先輩方が数多くいます。
そして、スキルが高いだけでなく「人格者」が多いのも特徴です。 ビジネスパーソンとして誠実であり、困っている仲間がいれば自分の時間を惜しんででも手を差し伸べる。 そんな文化が根付いています。
例えば、私がプロジェクトの中で課題に直面し、社内のコミュニケーションツールで相談を投げかけたとします。 すると、多忙なはずのマネージャーやメンバーから、即座にレスポンスが返ってきます。 「その分野なら僕が得意なので教えますよ」「以前似たケースをやったことがあります」と、部署やプロジェクトの垣根を越えて情報が集まるのです。
大手では組織が大きすぎるがゆえに縦割りになりがちですが、LASINVAでは大手には無い密な連携が取れていると感じます。
「ワンプール制」が生む挑戦と、プロとしての学習法
「無理」と言わないマインドセット
LASINVAは業界やソリューションごとの組織区分を持たない「ワンプール制」を採用しています。 そのため、コンサルタントは自分の経験したことのない業界や、未知の技術領域の案件にアサインされることもあります。
そこで求められるのは、「やったことがないから無理です」と断るのではなく、「無理だとしても、やってみます」と手を挙げられるマインドセットです。 世の中のニーズは常に変化しており、自分の得意領域だけに固執していては、その変化をキャッチアップできません。 当初は高いハードルに見えても、そこに向けて果敢にストレッチできる人こそが、この環境で最も成長できる人だと私は思います。
「必要な一点」を深く掘る―ITプロフェッショナルの矜持
もちろん、精神論だけで仕事はできません。未知の領域で成果を出すためには、効率的かつ本質的なキャッチアップが必要です。
技術の進歩が著しい現代において、私は「広く何でもキャッチアップしようとは絶対にしない」というルールを自分に課しています。 全てを網羅することは物理的に不可能だからです。 その代わり、プロジェクトで必要不可欠な技術要素が出てきた際には、徹底的に深掘りします。
お客様に聞かれるタイミングでは、もうキャッチアップできている。 その状況をどれだけ早く作り上げられるかが勝負です。
具体的には、生成AIなども活用します。 例えば「クラウドセキュリティ監視」という未知のテーマがあれば、まずはAIに主要な製品や概念をリストアップさせ、概要を把握します。 その上で、具体的な製品ページや技術ドキュメントを読み込み、知識を体系化していきます。
ビジネス知識については、現場の最前線にいるお客様のほうが詳しいことも多々あります。 そこは変なプライドを持たず、素直にお客様に教えを請います。 しかし、ITのプロフェッショナルとして期待されている領域については、決してお客様に負けてはいけない。 その線引きと準備の徹底が、コンサルタントとしての信頼獲得に繋がると信じています。
未来の仲間へ:スキルやお金を超えた「繋がり」を
仕事の本質は「人」にある
最後に、これからLASINVAへの参画を検討してくださっている方へお伝えしたいことがあります。 私はこれまで4つの会社を経験し、多くの人と働いてきましたが、どんな業界であれ「仕事はスキルやお金だけで動いているわけではない」と痛感しています。
究極的には、仕事は「人と人との関わり合い」で進んでいくものです。 どれだけ高いスキルを持っていても、周囲と信頼関係を築けなければ、大きな成果を出すことはできません。 逆に言えば、「この人はいい人だな」「この人と一緒に働くと楽しいな」と思える相手となら、困難なプロジェクトも乗り越えていけるものです。
LASINVAは、そう思える人材の「密度」が非常に高い集団です。 スキルフルでありながら、人間味にあふれ、共に働くことに喜びを感じられる仲間が集まっています。
もし、少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ一度、当社のコンサルタントと話をしてみてください。 社長でも、現場のメンバーでも構いません。 実際にコミュニケーションを取っていただければ、私が感じているこの「空気感」や「熱量」を、きっと体感していただけるはずです。
既成概念にとらわれず、変化を楽しみ、仲間と共に成長したい。 そんな意欲を持った方と、新しいLASINVAを創っていけることを楽しみにしています。
マネジャー
山西 健太
上智大学卒業後、NTTデータ・アクセンチュアにてIT領域を中心に、PM/PMOを経験。 事業会社を経てLASINVAに参画。 システム開発・業務改善・アウトソーシング・基盤構築など、幅広いITコンサルティング業務に従事し、プロジェクトを主体的に推進。 新領域への迅速なキャッチアップ力と、SE/コンサルでの経験を活かした幅広い支援に強み。